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フリーカメラマン久保倉千明

ウェディングフォトアワード金賞授賞

かっちょいい盾が届きました

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二十歳の頃に初めて一眼レフを持って、上手くフィルムも入れれなくて最初はフィルムを何本もダメにして、まだ当時はインターネットも普及あまり普及してなくて、バンコクの紀伊國屋でカメラの本を何回も立ち読みして、やっと撮れて、それが何だか楽しくて、試行錯誤して、何回目かでやっと何とか写真を撮れるようになりました
それが今から17年前

一人旅の有り余る時間が教科書みたいなもんでした

友達に、旅の写真で年賀状を送ったら、その子のお母さんに勧められるままに、写真展をして、ポストカードを売って、クリエーターズマーケットなどイベントにでるようになって、24才の頃に初めて2次会の撮影でお金をもらって、そのまま続けていたら
来場者数約44,000人出展者約3,500人のクリエーターズマーケットのメインビジュアルになって今回のウエディングフォトアワードでも金賞をいただきました

誰かの弟子についたわけでもなく、学校にいったわけでもないので技術も経験も知識も、他のカメラマンさんからしたら論外みたいなものだとつくづく思っております
誰かと競って1番になりたかったわけではないですし
基本的に勝ち負けではないと思うし、もしも勝ち負けで決めるなら世間一般の生活ではなかった僕のマイノリティな人生は、間違いなく負けっぱなしで惨めなものだったと思います
そう思いながら大人になりました、というよりはそう思わなければ無理でした
そんな中で育ったからこそ、昔は色んな流れを見つけるのがうまかったのかもしれません

いつまで写真を撮れるかはわかりませんが
求められている間は僕のカメラの前に立つ人たちを愛おしんでいきたいと思ってます